良キットMGガンダムマークⅤをディテールアップ!6/11更新

 いよいよ私もブログを書こうという事で、今まさに製作中のガンダムマークⅤをアップしていこうと思います。

 さて、このマークⅤ、商品紹介でも説明させていただきましたが、かなりの良キットだと思います。なので、ここは大きな改造は避けつつポイントを絞って作っていきたいと思います。

MGガンダムマークⅤがどんなキットか知りたい方は、同HP内の商品説明記事(まさかのMGで! 1/100 ガンダムMk-Ⅴ)をご覧ください。

目次

・テーマを決める

・捨てサフをする

・表面処理

・角(かど)を出す

・スジボリでディテールアップ

・ディテールアップパーツを使う。waveのOボルト。6月11日更新

・プラ板を使ってディテールアップ 6月11日更新

テーマを決める。

 私の作品説明を読んだ事がある方はおなじみですが、私はプラモデルをつくる前にあらかじめテーマを決めてから製作していきます。

 まず仮組が終わった状態を確認した時に、スタイリングはしっかりまとまっていて、無理して触る必要はないと思いました。ただ、ガンダムタイプには珍しく曲線が多いデザインで、ディテールが少ない分、ちょっとのっぺりしているかなと。MGは1/100スケールという大型キットなので、表面の情報量がちょっと物足らない感じがしたので、スジボリでディテールを増やしていく製作に留める事にしました。

捨てサフをする。

 テーマが決まれば、作業あるのみ。まずは『捨てサフ』ですが、『ヒケ』を埋める為にサーフィサーを軽く吹き付けます。

 ヒケとは簡単に説明するとプラモデルにあるクボミで、これを埋めていきます。

 地味な作業ですが、大きいサイズのプラモデルはしっかり面を出すと完成度がガラッと変わります。

 また、次項で紹介する表面処理を行う為の下準備でもあります。

表面処理

 捨てサフが終われば表面処理を行います。今回は600番の紙やすりから、いったん800番まで当てます。表面処理をする事で、ヒケがあった面をしっかり平らにします。

 サーフェイサーは本来、塗装前の下地に使用するのですが、吹き付けた後に、表面処理を行う事で、サフを落としていく事になります。故に『捨てサフ』と呼ばれています。

角(かど)をだす

 表面処理中に、角をしっかり出す事も意識します。今回は塗装まで行うのですが、塗料を乗せると、わずかとは言え角が丸くなる事もあります。特に厚みのある(隠ぺい力が強い)塗料だと、全体的にメリハリがなくなってしまう事もあるので、表面処理の作業中に出せる角はしっかり出していく事で、アーマー部(主に青いパーツ)の曲線と直線のメリハリをしっかり出るようにします。

すじぼりでディテールアップ。

 腰のサイドアーマーです。元キットの状態でもディテールは施されていますが、ちょっと物足りない感じがするので、すじぼりでディテールアップしていきます。使用した道具は3つ。

株式会社ハイキューパーツより販売されている『スジボリ用ガイドテープ』

スジボリ堂より販売されている『BMCタガネ幅0.1mm』

waveより販売されている『HGマイクロチゼル刃幅0.3mmと0.5mm』

を使用して、太さ三種類でスジボリを行いました。

スジボリを行うラインにそって、スジボリガイドテープを貼り付けます。

貼り付けたガイドテープに沿ってBMCタガネ0.1mmでまずは掘ります。この時、ゆっくり作業するのがコツです。0.1mmが終わって好みの太さならここで終了。物足りなければマイクロチゼル0.3mm、0.5mmを使って太くしていきます。

以上の道具を使って、ゆっくり作業すればスジボリもなんとかできちゃいます。慣れないうちはちょっと怖い作業かもしれませんが、プラ板等であらかじめ練習しておくと本番もきっと大丈夫(^^♪

ディテールアップパーツを使う。waveのOボルト。

waveやコトブキヤ、バンダイからディテールアップパーツといったものが販売されています。今回は『waveのOボルト』が手元にあったので、こちらを使用してディテールアップを施します。

写真は頭部のパーツですが、赤丸の箇所、うっすらクボミがある事がおわかりでしょうか?このままだと、意図してできたディテールなのか、単なる成型ミスなのかちょっとわかりづらいですよね。

そこで、写真のディテールアップパーツを使用します。使い方は簡単で、クボミの部分をピンバイスを使用して穴を空けます。

タミヤより発売。タミヤクラフトツールシリーズ精密ピンバイス

私が使用しているのは、こちらのピンバイス。口径は0.1mmから3mmまで。

プラ板を使ってディテールアップ

タミヤのプラ板を使って、胸部にディテールアップを施します。

赤枠はピンバイスで穴を開けた箇所です。ここにプラ板で作ったアンテナをはめ込みたいと思います。

アンテナの作成

アンテナはタミヤプラ板0.3mmを使用します。

プラ板からアンテナパーツを切り出します。

切り出した2枚のアンテナをヤスリで整えて、底面に接着剤で貼り付ければ完成!

 今回はここまで!工作もいよいよ大詰めです!やっと塗装がみえてきました!それでは皆さん、良き模型ライフを!

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