使用キット　塗るプラ　猫娘（ねこむすめ）

製作　つくMoでbuild代表　つくし

作品名　そろ～りそろ～りみんなでくれんぼ。

夢子ちゃん派？猫娘派？

ゲゲゲの鬼太郎第三期が子供の頃に放映され楽しみに見ていたのですが、まぁ猫娘のお邪魔虫なこと（笑）。夢子ちゃん派の私からすれば、猫娘の存在にいつもイぃぃ～ってなっていたのを覚えています。

時が経ち、『塗るプラ』シリーズに猫娘が！

ファレホコンテストに出品したくて何をつくろうか考えていた時に、ボークスから発売されていた『塗るプラ』シリーズを思い出しました。で、どんな商品があるか見ていると猫娘がある！当時を振り返ると結局のところ猫娘が1番印象に残っていて、懐かしい想いと共に購入しました。

課題は塗装

2021年、私の課題は塗装だと考えていました。そもそも色を乗せるのが苦手なんです。これまではエアブラシを中心に塗装していたのですが、もっと表現の幅を増やしたいと思い、今回は下地の白サフまでをエアブラシで。そのあとの塗装は筆塗でおこないました。

塗るというよりは色を乗せる。

塗装している時に私が思った事なんですが、塗装は塗るというより、色を乗せるイメージという話を聞いた事がありました。そのイメージで今回は各カラーを自分の好みに調色。赤色もそのままの塗料の赤をじゃなく、オレンジと黄色を混ぜたものをつくり、いったんは塗装を仕上げていきます。

色を乗せた後は描くイメージ。

なんだか物足らない感じというか・・・。何かが足りない気がしんたんです。で、赤色や肌色等、使った色とはまた別の明るさに調整した色を使って、今度は描くイメージで色を乗せると、全体的にぐっと引き締まった感じがしました。

他にできることは？

一通り塗装も終えて全体を眺めていると、もう1つなにかアイテムを増やすと、視覚的に面白い作品になるような気がしたのです！で、猫娘がなんだが夜中のかくれんぼをしているように見えてきたので、目玉おやじを増やす事にして完成としました。

今後のやりたいこともみえた！

受賞できた事もあり、筆を使った塗装というものに自分なりの可能性を見出す事ができた作品となりました。エアブラシとは違った質感の塗装ができ、今後はこの技術をどうやって取り入れていくのか考えると、模型製作の楽しみが増えたように思えます！