builder name Coleman 使用キット フジミ 1/76 陸上自衛隊 90式戦車
「伊丹」と言えば何を思い浮かべるでしょうか？概ね「飛行場のある町」を思い浮かべるのではないでしょうか？私も伊丹に引越しするまではそう思っていました。しかしながら伊丹の町を散策したり、ことば蔵で調べてみますと、江戸時代の財閥「鴻池」のルーツにつながる伊丹鴻池、その鴻池財閥の財を築くうえで清酒の発祥と伊丹米が深く関係していること、その他にも奈良の大仏建造にたずさわった「行基」の昆陽池、織田信長に反旗をひるがえして籠城した荒木村重の有岡城など、調べれば調べるほど歴史的にも文化的にも素晴らしい町であるのに、伊丹市民でさえそのあたりの認識は低く「飛行場のある町」のイメージが強い（ちなみに兵庫県の【市】では芦屋に次いで二番目に小さい伊丹！？）
私は毎朝通勤で「千僧駐屯地」の前を通ります。その駐屯地の頑丈な鉄柵ごしに、この作品製作のきっかけとなった屋外展示の７４式戦車がみられます。そう、伊丹は「自衛隊の町」でもあるのです！日本のどこかで災害があると駐屯地の救援車両は一斉に無くなります。ロシアとウクライナとが戦争をしていますが、日本が有事の時も災害の時にも伊丹に自衛隊がいてくれることに感謝です。その千僧駐屯地で伊丹のゆるキャラ「たみまる」が伊丹の清酒をPRしている風景をイメージしてジオラマにしてみました。戦車は勘違いして「９０式戦車」を作ってしまいました！？ピンクのクマは入浴剤から出てきたものがジャストサイズだったのでそのまま使いました。それ以外のたみまる、酒樽、テント、のぼり旗等々全て石膏粘土、プラ板、紙で自作です。柵は爪楊枝、電柱はプラパイプや針金等を使用。戦車の製作塗装よりも「白雪」と「老松」の酒樽の製作塗装が難しかったです。
伊丹は飛行場の町でもありますが、清酒発祥の町でもあり自衛隊のいる安心安全な町でもあるのです。「伊丹に乾杯！Cheers to Itami !」